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株式会社ZIZI代表の豊泉剛(ゴー)ブログでGoBlo(ゴーブロ)

「偶然」の再会から感じたオンラインへの不安

今日は朝から、会いたかった人と久々に会えた特別な日になった。

連休前なので、一日事務作業をするため事務所に来たんだけど、
なんとそこの事務所ビルの階段で超偶然に再会した。。

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本当にびっくりしたし、嬉しかった。

 

久しく会っていないせいか、お互いにたどたどしい雰囲気。。

これはこれで面白かったw
もちろん以前はこんな雰囲気ではない仲だったのに、、

 

お相手も、嬉しく思ってくれたのか数時間後に事務所に遊びに来てくれた。
なんやかんやで、1時間半くらい。。酒もつまみもなしに仕事、家族、コロナ、色んな話をした。
これもめちゃ面白かったww

 

とまあ、今日こんな事が起きて「偶然」を痛感した。

ここ最近は自粛で外には出ないようにしているけど、今日はたまたま事務所に来た。
そして、自分がエレベーターに乗った際、お相手も乗ろうとしていたが、目の前で
扉が閉まり(自分が閉めたらしいが悪意はない)渋々階段を使う事に、、
そしてエレベーターから降りた自分と階段で遭遇。

そしてなんと自分が独立した事務所の上の部屋で、お相手も再度起業していた。
なんか、、偶然てすごいよね。

 

コロナ禍で、Web会議、リモートワーク、業務の効率化、、、と働き方がめちゃくちゃ
変化している中で、この「偶然」ってひょっとしたらどんどんなくなっていくのかな、、と思えてきた。
当たり前だけど、業務をオンラインでこなし、在宅で外出しなければ「偶然」誰かに会うなんてこともないわけだし。。

 

今までの人生、振り返ってみると、偶然って結構大事だったかも。
偶然を思い出してみると、あの偶然がなければこうなってないし、なのでこうもなってない、、
なんてことをちょこちょこ思い出したよね。

 

そこで、、「偶然」があるから人生が面白くなっている事に気付いた。

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業務のオンライン化、会う意味がある人にだけ会うような効率化、これはこれで大事だけど、やっぱり、コロナが落ち着いたら、非効率な外出や訪問もしたいよね、外に出るって大事よ。

なにしろ色んな偶然と遭遇する確率が高い!

その偶然が未来を創っていくきっかけになるかもしれない、、

そう思う事を大事にしたいね。

 

自粛自粛で会う人めっきり減って、久しぶりに外出したらこう「偶然」があると、まじで考えさせられた。オンライン化と、効率化で偶然が減るのなら嫌だな、、と。


そしてそのお相手が遊びに来てくれた際の第一声は、「なんかお前とはやっぱ縁があるな!」
まさに、そう!これこれ。。縁ってあるよね。

 

「偶然」も「縁」も科学的ではないし、ロジカルでもないかもしれないけど、ちゃんと存在するし、けっこうみんな好きなんだと思う。

ぶっちゃけ、この非科学的な、非効率な部分の方がロジカルよりみんな好きなんじゃないのかな?

日々、効率化!ロジカル!!かっこつけてる人多いのでは。。

 

業務では科学的、人生は非科学的な部分で豊かになるとすると、なんかひずみが出る気がするよね。これがストレスになるのかな。。

 

このコロナで、人生の進め方や、仕事の進め方を考え直さなくてはいけなくなった今、なんか心に残った「偶然」と「縁」だったのでブログに残しておこう。。

 

とりあえず、オンライン上で「偶然」が起こせるサービス創れたら面白いだろうなってゆうのと何より早くコロナ終わって色んな人とオフラインで会いたいね!まじで!!

40代勝負の時期

4月1日の日経新聞で、興味深い記事記事が、、

「新人とシニア給与差縮む」、、

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57486960R30C20A3TJ2000/

内容としては、ここ10年で20代の給与は4%増えたのに対し。40代は10%減少という、なんともおじさんには厳しい現実を思わせる記事。。

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そんな私も40歳という事で、そうかおれもシニアなんだな、、と思いながら同年代の厳しい現実記事を見ていました。

 

もちろんこの記事は事実なので、こうなる原因は日々の仕事の中で感じる事は多い。

 

この記事は40代以上、シニアと呼ばれる人のバリューが下がっているという事を意味しているんだけど、一番シニアでバリューが出せてないな、、この人と思うのは、20代30代と同じ動きをしている人。

 

40歳にもなれば、20代よりも体力は落ち、トレンドのキャッチ力も低下、など衰えも当然出始める。一方経験はある程度詰めるので、自分の経験に基づくリスク回避の行動や、自分のパフォーマンスを最大化させる自己管理の方法も知っているはず。

その辺の長所を生かした働き方が出来ていない人が多いと感じる。

 

この長所を活かすというか、好きな事をがっつりやりたい!という最も仕事が上手くいく方法を実践しているのは20代の方が多いように感じる。。

なので、20代の方がパフォーマンス高く、企業からの期待値も高く、給与も上昇傾向にあるのではないか、、と思う。決して若いから、、みたいな理由だけではないのかなと。

 

なので今大事なのは、40代のシニア世代は改めて自分の得意分野、バリューを考え直し、それを前面に仕事をするべきだと思う。

 

そもそも、競争という部分においては、今の20代よりも40代以上の方がよっぽど経験してきたと思う、受験や就職という行事において。。

この記事に危機感を感じるのであれば、シニアは再度、競争意識をもって自分の得意分野を見つめなおす、磨きなおすタイミングなんだと思う。

経験値や競争力において40代がすんなり20代に負けるほどやわじゃない、、と思うので。

 

ベンチャー企業に合わない人~10選

今年度も残すとこわずか、、早いもんです。
今回は「ベンチャーに合わないよ!こうゆう人!」というテーマで書きたいと思います。

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12月、3月の年末&年度末になると転職する人がグン!と増えます。
なんか自分は、この転職の時期になると後輩や元部下から「転職するのでご飯行きませんか?」の連絡をもらう事、めちゃあるんですよ。


まあ、基本来るもの拒まず精神なので、全て行きます。きっとその後輩は自分に聞いてもらいたい話があるから、連絡くれたと思うので、相談事項忘れないうちに、、という意味でなるべく早い段階でスケジュール組みます。

 

自分のキャリアも4社中3社はベンチャーで、今もいくつかのベンチャー系企業に顧問で入ってます。なので、この手の転職相談や面談は今まで、100人以上は真正面からこなしてきました。

そんな中で感じた、ベンチャーには合わないな、、と思う人のタイプ、列挙してみました。

 

①アウトプットが下手くそ、、なのでなに考えてんのかわからん人
 →ベンチャーって自分をわかってもらえないときついです、なのでアウトプットしなくてはダメ。
まず基本的なところとして「解った、解らない」「出来る、出来ない」「やる、やらない」の意思表示をしっかりとする事。この意思表示をアウトプット出来ないと、こいつ何考えてんのかわからんで、放置されます。。誰も気を使ってくれないですよ。

 

②給与ばっかりに目がいって、給与が上がる仕組みを理解してない人
 →ベンチャーは儲かる、稼げる!!これは幻想です。
 確かに大手と違い給与の昇給などに年功序列的なルールはないかもしれませんが、そんなルールうんぬんの前に、給与上がるなら、会社の利益が上がらないと無理なんですよ。ここも超基本ですが、ベンチャーだろうが大手だろうが儲かっている会社なのかどうなのか。ここをちゃんと見極める事が大事です。
ぶっちゃけ儲かってないベンチャーの方が圧倒的多数だと思います。継続的に稼げないベンチャーが多いという方が適切かも。。

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③社長や、上司はなんでも出来ると美化しすぎていて出来ないと叩き(文句)たくなる人
 →ベンチャーの社長や役員てキラキラしてて、魅力的な人が多いのは事実だと思います。男が男に惚れてしまう、、みたいな感覚は自分も経験してます。
 知識力、行動力、管理能力、営業力、交渉力、、、とビジネスでは様々な能力が必要とされますが、それらをバランスよく全て兼ね備えている人は経営者層でもそういません。特にベンチャーの社長をやるような人は、むしろどこかの能力に超偏ってるケースが多いです。ゆえに、超優れているところも超出来ないところもあり、差が激しいです。
 いくら社長でも、出来ないところはあるのでそこを叩いててもなんの意味もないです。あなたがベンチャーにいる目的は憧れの社長や上司になるためじゃなく、あなた自身の成長スピードを上げていく事にあります、ここは忘れちゃダメだと思います。

 

④個人のスキルアップ向上を真面目に取り組めない人、そもそも勉強する気のない人
 →確かに毎日ちゃんと会社に行き、業務にあたっていればそれなりのスキルや知識の向上はします。でも、ベンチャーにいてこの成長スピードではいる意味がない、というかもったいないです。
 むしろ日々の業務の中で得られる成長スピードで満足。と考えているならより大きな案件を動かせる大手の方が向いてますね。自分で必要だと思う知識や自分の持ち味をより活かせるような知識は、率先して得ていかないとダメです。

本でもネットでもYoutubeでもなんでもいいですし、あとはより多くの人と会って話をすることも重要です。インプットしまくって、そしてセットでアウトプットをする。この繰り返しで知識の定着化をし続けてください。

 

⑤ノリと勢いで成功すると思ってる人
 →これも結構勘違いしている人多いです。確かにひと昔前は中卒の元ヤンキーが大社長みたいなアメリカンドリームはありましたけど、年々減ってますよ。こうゆう人。
 ノリと勢いはビジネスの上で重要ではあります。ただ、ベンチャーだろうが大手だろうが組織の中でパフォーマンスを出さなくてはいけないという制約があると、これだけだとチーム内でハレーションを起こす可能性が高いです。

なので、このような人は組織内、チーム内での孤立をうみ、ゆくゆくは退職、、という流れになる人がほとんどです。
本当にこのノリと勢いしか持てないのであれば、ベンチャー企業ではなく、独立して個人で突き進むことを薦めます。その方が成功確率は高いと思います。

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⑥会社って企業って上司ってこうあるべき論がなぜか強い人
 →そこそこの大手から中途への転職でベンチャーに入ってくる人で多いタイプ。
 自分がいた前職ではこうだったという大手の価値観や環境を引きずってくるとまず、続かないです。。一言で大手とベンチャーの違いを説明すると、
 大手:ある
 ベンチャー:ない  んですよ。。
 大手はなんでも揃ってますよ、備品やら、制度やら教育体制、サポート体制やら、、なので大手なんです。そんな揃った環境なので、ある意味誰でも仕事できるようになるよね、活躍できるよね、利益貢献出来るよね、というのが大手の一つの側面です。
 なので、ベンチャーに来たのであればこうあるべき論はまずは捨てるべき。今の環境でベストな結果を出し、ないものは自分で作る、作っていくという思考回路にしないと辞めたくなります。ほんとカオスなので、、
 ベンチャーも我々一般的な個人も同様でこうあるべきとか、そんなのないんです。自分も周りからきみはこうあるべきだ!なんて説教されたら面白くないですもん。。

 

⑦その業界だけで入社を決めたタイプ
 →業界がイケていても、自分のやる職種がなんなのかを把握してないと潰れてしまうケース多数。自分の業界でよくある例は、ネット広告の世界は華々しいのできました。でも営業をさせられるとは。。なんてケースです。

そのような人に営業じゃないと何をやるつもりだったの?と聞くと、プランナー、企画職がいいです。とだいたいこう返ってくる。

企画って企画する事自体が目的ではなく、クライアントの利益を作る事が目的。まずどうすれば売上、利益が上がるのかを自分で経験できる営業職は将来企画やるにしても非常に大事な感覚を得られると思います。と今まで何回も話をして説得してきました。

この職種が間違うと退職理由の一つになるので、職種を社内で変えて行くというのはいい対処法です。職種が変われば会社の見え方も変わってくること多いので。


⑧大手はどうせ超サラリーマンと勝手に見下して入ってくるやつ
 →⑥でも書きましたが、大手はなんでも揃っている環境なんですよ。なので、確かに人によってはつまらない環境に感じる人もいますが、そのつまらなさだけで大手を見下して、ベンチャーを美化というか期待している人もベンチャーでは続かない。

そんな表面的にしか物事見れてないのであれば、ベンチャーに来ても転職を繰り返してジョブホッパーになるのが関の山です。自分の周りでもそんなジョブホッパー沢山いますが、この人、最初から大手行ってたら、ずっといたんだろうな、、そしたらそこそこの役職で今よりもいい給与もらってたんだろうな。。と想像できてしまう人が多いです。


⑨解った!の基準も稼げた!の基準も低い人
 →ベンチャーは大手に比べ、安定や保証、環境もないです。なので、投資的に言えばハイリスクハイリターンです。なので、仕事を通じ得られるスキルや知識、そして報酬についてもハイリターンを求めるべきです。

知識レベルや報酬レベルを大手の人と同等でOK!としているのであれば大間違い。安定も保証もないんですよ??ハイリスクローリターンですよ!!その満足できるレベルを色々と上げられる人じゃないとベンチャーでは続かない。

 

⑩未熟感を楽しめない人
 →上記で散々記載してきましたが、ベンチャーは未熟なんですよ。これから色んなものを作っていかなくては存続できないので、
 エネルギッシュな側面があります。なので、その未成熟と向き合い、楽しめる人は向いてます。自分も管理職の時代、散々部下の会社の嫌なところ、指摘されました。でも、否定するどころか、ほぼ納得しちゃった自分がいましたw

その時も思いましたが、自分はそのような環境が好きだったので順応出来たけど、出来ない人も大勢いるという事も知りました。

 

これからベンチャー企業に行く人、いまベンチャーで頑張ってる人、辞めようかな??と考えている人、、なにかの参考になればと思います。  

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【良書紹介】武器になる哲学

哲学については少し前から興味があったものの、何度か本を読んでも全く面白味がわからなかった。。

でもこの本は読みやすい、面白いです。

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簡単に言うと50名の有名な哲学者の名言集みたいなもんです。

その中で一番、心に残ったものを紹介します、何より自分が忘れないために。。

 

名は、ロバート・キング・マートンというアメリカ人です。

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この人が説いた言葉で「マタイ効果」というものがあります。

これは持ってる人は、どんどん持つようになり、持ってない人は持ってる人に搾取されるからどんどん持てなくなる。ようは差がめちゃくちゃ開いてしまう。という効果の事です。

 

よくいう、プロ野球選手は4~6月生まれが一番多い、というのは自分も聞いたことありました。それがこの「マタイ効果」です。

2011年のデータですが、プロ野球選手の34%が4~6月生まれらしいです、一方1~3月生まれは16%らしいです。

 

人口統計学的には毎月の誕生日にそこまで人口の差はないらしいです。

なので、4~6月は普通にいけば25%のプロ野球選手です。が、34%なんです。

これは絶対に何かある。と思ったのがこのマートンさんです。

 

結局これって、出来のいい子、4~6月生まれの子は呑み込みが早いし、体力もあるのですぐできる、なのでコーチや指導者からするとかわいい、そうなるとその子に費やす時間が多くなる、そうなればより一層野球が楽しくなり、上手くなるという原理です。

 

これは言い方、見方を変えれば下手くそな1~3月生まれの子達の練習時間が搾取され、4~6月生まれの子達に費やされているとも取れます。

なので、出来る子にはどんどんいい環境が巡ってきて、早生まれの子いい環境が搾取されていると考えるべきでしょう。

 

これを社会、組織に落とし込んだ時、4月生まれの物わかりのいい子はぐんぐんその会社で伸びていく。でもそうすると物わかりのいい子だけが集まってしまう。でも、それでいいんでしょうか。。その組織やチームは強いのか。というところが重要です。

 

早生まれの子達は、かみ砕くのに時間はかかるが、本質をみようとして、イノベーションの種子になるようなアイデアを持ち合わせる子が多いみたいなので、その子達の成長を少し長い目で見ないといけないよな。と思い知らされました。

 

器用な子、不器用な子をまとめ上げるのがMGの仕事であり、ちゃんとその子ら、本人にあった成長を促していくのもMGの役目だとつくづく考えさせられました。

 

「自分あんまり怒られたことないです。」でぴょんぴょん昇進している人はマタイ効果の恩恵を受けているのかもしれません。

MGとして部下の面倒を見るにあたり、マタイ効果を享受して育った子なのか否かを把握する事はとても大事だと思いました。

 

 

未来経営塾プレセミナー参加

周りの経営者は識学やらグロービスやら、皆さん勉強されてる方が多いです。

私も学びは嫌いじゃないですし、少し時間の余裕も出来てきた事から、何かいい研修やセミナーなどないかな、、と思っていました。

 

そんな時、仲のいい社長からこの「未来経営塾」というセミナーおすすめ!と教えてもらい、ちょうどセミナーの説明会が近々であるので、参加してきました。

やはり、経営者の方の集まり、経営者向けのセミナー、、刺激的で勉強になりました。

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でも残念ながら、今回自分は参加を辞退しました。

年間で100万円弱かかるコストはまだなんとか出来たとしても(けっこう厳しいけどね、、)宿題、課題が本当に多そうで、講師の方もそれが出来ないなら参加しない方がいい。ときっぱり言われていましたので、そこは自信なかったです。。

 

早く自社の収益モデルを、自分が動いて収益がたつ労働集約型から脱却したい。。

と強く思った次第です。

 

以下、ほんと勉強になり心に残った部分は多くあったのでメモしておこうかと思います。

 

①会議は「正→反→合」を徹底的に繰り返せ。

→一つの意見や企画でOKとするのではなく、反対意見がでて、ディスカッションして導き出される解がいい解になるという話。

良い会議は、むしろ反が出るようにわざと流れを作っているという話でした。

 

②経営者に必要なもの

→想像力、考える力、好奇心、不屈の精神、社会に役立つ恩返し、良質な書物を読む、健康、熱いハート、愛嬌、明るさ、知識、知性、教養、、まあごもっともですね。

これを聞いて、読書熱が再燃しました。。もっと読まねば、、

 

③経営と教育は同義語

→いい経営者は下も教育するし、下からも教育をされる。という話

 

④従業員は60点で合格点としなさい

→ここは自分も100点とは見ていなく、80点かな、、と。

でも60点くらいがいい塩梅だったんですね。。感覚的な話ですが、この20点の差はデカい!!

 

⑤会議は8名まで

→8名を超えると1時間の会議で一言も発言しない人が出てくる。発言をしないのであれば会議に参加しなくてもいい。という考え

全員が発言しない会議もあるだろ。と思いましたが、その会議自体そもそも必要なのかな、、と考えてみる価値はありそうでした。

 

⑥組織は問題があった方が面白い

→たとえ話で靴の話が出てましたが、靴は地面と摩擦があるからグリップして走れる、歩ける、、と。組織内の人間関係も摩擦があるからグリップしてチーム一丸になれるもの。という話は良い例えだと思った。

 

講師の安本先生ユニクロをはじめとした、様々な企業のアドバイザーをしてこられた方で経験も豊富です。公認会計士でもおられるので、会計面も強い。

定性面でも定量面でも経営をアドバイスされてきたんでしょうね。

自分もまた機会があれば参加したい経営者塾ですね。

 

ネット業界の営業や営業組織について考えてみる~第五章

御座なりな運用が目立つ「日報」について。

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日報って本当に重要なフォーマット、ルールだと思います。

この一つの報告を軽視して運用されているチームや会社が散見されます。

なので、リーダーの方や幹部の方にはぜひ、この日報というスキームを見直してもらい最大限活用してもらいたいです。

 

セールスフォースを始め、いいツールはたくさんありますが、正直使いこなせてないくらいなら、日報を徹底した方がよっぽど組織は強くなりますし、業績も上がると思います。

 

強い営業組織の構築を考える時、マネジメントスキルだの、リーダーシップだのテクニカルなスキルの習得に目が行きがちですが、まずは日々の行動を計画し、実行、チェックというPDCAを徹底する事を考える方が適切です。

 

まず、日報の魅力を理由付きで、、

①上司としての威厳を保てる

→これ偉そうに見えるかもしれませんが、偉そうにしようという意味ではないです。。

でも、とても大事なところで、上司であれば、アドバイスリスク管理において半歩先の見解を示して上げて欲しいという意味です。

 

組織が上手く回らない共通項として、部下が上司を「なめ」ている、「信頼」してない。事があげられます。

なので逆から言うと、威厳を示す自信が上司側になければ日報はやらない方がいいです。無駄というか逆効果です。

 

日報に対し返信しなければ、

・どうせ何人もの部下を見れる度量がないダメ上司、、

・どうせ俺のタスクや案件の事なんかあいつ(上司)にもわかんないだろう、実績もスキルもなさそうなダメ上司、、

のような、「なめ」を生む原因になると思います。

 

②最新の数値情報、リスク情報を管理する事でチームの推進力向上

→日報には定量面と定性面の2つが必要です。

定量面は売上100万に対し現状70万で30万足りていない。という事をシンプルに伝え、定性面でその-30万に対しての所感や対策を報告するという形式が大事です。

 

当たり前ですが、この部分の数値管理が出来ていなくて、組織運営は出来ないと思います。

よくあるケースは、この数値管理は、売上はセールスフォース、見込はこの表、また来月納品して売上になるものの一覧はこのスプレッドシート、、で管理してます。。

という状況。この複数のシート、ツール管理は最新情報が更新されないリスクが高すぎですね。

 

上記のような複数のフォーマットやツールで出来ているという組織は変更しなくてもいいと思いますが、いまいち、、という事であればシンプルに日報で最新を報告させて上司と部下でちゃんと把握し、まず運用にのせていくことが先決だと思います。

 

③アドバイス、叱咤激励はタイムリーにすることで成長スピードの向上

→これもよくあるケースで、うちのチームは月に一度の面談じゃなく、週に一度も面談をしていて、ミッションの再確認やメンタルチェックを行ってます。。というどや顔な上司。

 

週に一度って遅いですよ。。

一週間前に起きた事って、覚えてないですよ、、そこまで。

 

そんな1週間を思い出すような無駄な面談をするよりも、今日こんなことが起きてよかった!であればそこでおめでとう!!すごいね!!と称賛し、トラブルになりそうです、、という報告であれば対処案となぜそのようになったのかの原因探りをタイムリーに行った方がよっぽど効果的です。

 

あとこうゆう、1週間、1ヶ月、クオーターのような定期的な面談はお互いに構えてしまうので良くないという側面もあります。

同じチームの上司、部下なら常に気軽にコミュニケーションがとれるようにしておいた方がいいと思います。

でも、お互いにタスクを抱え忙しい、、だから日報があるんです。そこでコミュニケーションを補うんです。

 

④部下のメンタル状況の確認

→日報って部下がしっかり記載し、上司は返信し、コミュニケーションツールとして機能してくるとメンタルの状況もすごくわかります。

 

この子はこうゆう弱気な事言わなかったのに、、

なんか報告がさばさばしてきて距離を置こうとしているな、、

ここのクライアントの訪問が嫌に多いな、トラブル抱えているか、、

 

この辺の部下から出しているアラートに事前に気付く事が出来ます。

気付ければもちろん対応も早く出来るので大事な部分ですね。

 

急激に増えているとは思いませんが10年くらい前に比べると、メンタルの弱い子は微増していると個人的には思います。そのメンタルを強くする術よりも気付けるマネジメントが今現場で求められていると思います。

 

⑤必要な会議体や面談(MTG)が見えてくる

→コミュニケーションや社内共有がうまくいかないと増えるのが会議やMTG。。

これだいたい無駄ですよね。。

だいたいの会社で15%~20%は会議に時間を割いているなんて統計もあるみたいです。

 

8時間勤務であれば20%=約1.5時間、、まあ朝のMTGから午後の案件会議、、とそんなもんでしょう、と思うかもしれませんが、10ヶ月のプロジェクトとしたら2ヶ月間会議だけで過ごしてる計算です。。ヤバいですね。。

 

結局、現場をスムーズに回す事を目的に開かれる会議は、日々の行動管理、コミュニケーションから考えて、必要なものを必要なタイミングで実施するのがベストです。

会議の内容が、ただの数字報告や記載している管理シートや案件表のようなものの説明、そのレベルにあるようなら撤廃ですね。

 

⑥他、関係者もCCやグループに入れる事で共有の自動化

→上司、部下の関係もその上の役員や、業務上関係の強い他事業部のリーダーなど、諸々情報共有しておいた方がいい人、いると思います。

 

ルールとしてあまり、この上司部下の関係の日報にズカズカと入り込んでくることは良くないですが、タイムリーに知りたい事を聞くだったり、成果を上げた際の称賛の一言などはあってもいいと思います。

 

日々、日報を記載する部下も、他の部署の方も見ているとなると緊張感は出てくるのでしまるという意味でも効果的だと思います。

 

また、このような共有も含めた日報にしておくと、個人的に送るメールやコミュニケーションにクローズドな意味合いを持たすことが出来ると思います。

個人的に君だけに言うけども、、とか、ぶっちゃけどう思っているかなど、本心を聞きたいときのコミュニケーションにも有効かと思います。

ここは分けて上手に使いたいところです。

 

上記が日報の魅力ですが、ここがしっかり連携取れると、在宅ワークやオフィスを選ばない働き方がより実現出来てくると思います。

業績の向上がなくて、働き方改革もなにもないと思うんですよね。

 

日報という響きは一見、古い感じはしますが、むしろこれからの「働き方」にとっては必要なスキームかと思います。

 

 

 

 

ホリエモン、歯科にも詳しかった。。

パナソニック主催の日本歯科医師会×ホリエモンのシンポジウムに参加してきました。

「歯の健康シンポジウム 「オーラルケアとビジネスパフォーマンス」

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ホリエモンは一般社団法人 予防医療普及協会という団体の理事をされているので予防医療に対してはめちゃ詳しかったです。

 

歯科に関しても予防という観点は昔から大事と言われている分野なのでぴったりという事で登壇されたんだと思います。

 

私もこのような歯科のシンポジウムには何回か参加してますがどれも地味な会でした。

でもさすがホリエモン。。今回は面白かった。

トークYouTubeなんかで見るようにキレキレで日本歯科医師会の偉い先生もタジタジでしたw

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記憶に残ったトーク内容はこちら↓

・歯ブラシメーカーも歯磨き粉メーカーも自社の製品で虫歯が防げるとかならないとか言うけど、本来は歯科医院に定期的にいかないとダメだよ。というメッセージは全然言ってない。なぜ??

 

・歯磨きなんて完璧にやんなくてもいい、ちゃんと毎日やってればいい。でも歯科にいかないと取れない汚れや予防があるから歯科にはいかなきゃダメなんだって。

 

・口臭い人って相当意識低い、仕事できないやつ多いと思うので一緒に仕事したくない。外注先なら発注額も減っていくよ、そんな担当なら、、

 

・歯ブラシのCMや販促はよく見るけどフロスとかの販促はそこまで見ない。なんで?

フロスや歯間ブラシやらないとほんと虫歯って防げないよ。歯周病も。。

 

・企業の健康診断に歯周病菌のチェックとかいれればいいじゃん。あなたは歯周病菌多いから口臭いですよ!って数値で出せば誰でもわかる。

 

・まだまだ日本人ておじいちゃんになれば入れ歯だし、おじさんになれば口は臭くなると思ってるけど、それマジで古い。それはオーラルケアの意識が超低かった時代の話

 

・医科歯科連携って言ってるけどできてないじゃん。8020運動とかも言ってるけどゆるいよ。。

 

・定期的に歯科にいかなくて医療費が高くなった人は自費で払ってください。くらいの制度にしたら?そしたらみんな焦っていくでしょ。

 

・虫歯は痛いから気付くけど、歯周病は痛くないから気付かない。だから怖い!この虫歯と歯周病は一緒にしたらダメだよ。

 

まぁ、司会の女性やお偉い先生にも攻撃的になる一面もあったが知識は相当ありそうでした。

言っていることはごもっともだし説得力はある。

 

あと、話し方の戦略が上手い。

冒頭、開口一番、歯科の先生に対し保険制度とか健康診断の制度とかその辺のお国がやるとこあたりから見直さないと予防歯科なんて進まないよ、てか進み遅いよ。。

なんでさっさと動かないんですか?

みたいな先制攻撃!

 

そりゃ、先生もタジタジになるわ、、

そのあとは怖いから先生もホリエモンに合わせるトークになっていくんだけど、そこでホリエモンは先生の意見にそうそう!と同意する。このタイミングが上手いのよね。

先生はめちゃ嬉しそうなのよ。、同意されてるから。

結局、主導権はホリエモンが握って進んでいったという流れ。

 

最後の方に主催のパナソニック電動歯ブラシドルツについて聞かれると、この商品はめちゃくちゃいいよ。ホントに。とべた褒め!

パナソニックも、嬉しそう、、

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パナソニックとしてはこれだけで十分な宣伝効果になったんじゃないかと思う。。

よかったね〜パナソニックさん!!

というわけで最後はみんなホリエモンに気持ちよくさせられちゃったんじゃないかと思う会でした。

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ちなみにこのホリエモンの歯科の知識については師匠がいるらしい。

自由が丘の石川先生。

https://youtu.be/1mFOZB_3URg

この先生からは色んなことを学んだと話していた。きっと面白い先生なんだろうな〜

治療は10分で説教と教えが50分らしいw